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ジュリエットには ならなかった
作家名:1
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2010-08-10 (火) 18:52
(満たされることなんてない 後悔をわかっていても繰り返して 静かな怒りに気づかないふりをする 本当に悪いのは誰か 声に出さなくても誰もが指で示して 漏れた言葉に安心する 狡い考えが支配して いつでもストレートなままではぶつからない そうやってひっそりと呼吸している)


2010-08-10 (火) 17:50
突き出した窓にアナタを思い浮かべて 肘を立てて 伸ばした手で掴まえる虹の雫 雨が降りそうです 窓を叩いて弧を描く水の線 指で辿って 裸足で潜り抜けるアーチ すぐそこまで 逸る心を静めて晴れた空に そっと隠れて 左から駆けてゆきます どうぞ恵みの雨をください いつも少しはなれたところから眩しいアナタが覗いて 空気に透けそうな身体に虹を映して 近づくなと聴こえます 呑まれた昼が顔を出して 近づいて 伸ばした掌が届いた水 どうぞそのまま潤って


2010-08-05 (木) 21:39
アイを呟いて 曖昧な形に口篭る 世界は停止したまま動かない 下がっていく体温を抱きしめて繕う 眠ることさえ間違っているような ここにいることさえ窮屈な 進まないのです 初めの一歩さえ重くて それなのにそんな一歩さえ容易く掻き消されて 継続する波についていけません 乗り方を忘れてしまった 持っていなかったかもしれない 手を差し伸べなくても道が続いていた 籠のなかにいた 困ることなんてなかった 大切にされて愛されて それを当たり前のものにしてしまった 耳元で壊れていって 顔を背けることもできない 幸せを感じられないから 振る舞うことだってできない 赦されないことを知っているから 謝罪だって口にしていない 身近に手にする人がいるのに そんな些細なことさえ わたしには酷く難しい 慮って、大切に、言葉を選んで そうして投げかけられる言葉は優しいけれど 懺悔さえゆるさない何かがある気がして こみ上げる嗚咽を我慢できない 一度こぼしてしまったら もう掬えないから


2010-08-03 (火) 20:19
(今までが簡単すぎたのかもしれない だから不用意な言葉でもきっと許容されていた でもどうして、 生きていきたいときにうまくいかない どうしようもないくらいの力に抗えない ノーといわれたらそれまでなのに)


2010-08-02 (月) 00:54
誰もわたしがいない世界が当たり前になっていく 立ち止まっている時間を 他の誰かも同じように考えちゃいけない 変わらないでそのままでいてくれることをきっと願っていた 過去に浸るような 思い出の延長のような そんな日々が 時間を経ても作られていくのだと疑わなかった 誰もいなくても揺らがない日常が 繰り返す同じことが誰かの今であって わたしの今じゃない 隙間を見つけて入り込んでいく そんなことができると思っていた 何かを犠牲にして 誰かのなかに誇示したくて そんな強引にしかできない 隔てていた時間を巻き戻して いつまで遡ったら やっと記憶が結びついてくれるかな 密度の濃い語りをどこまで覚えていられるかな かけ離れた世界に涙が溢れるかもしれない わたしが選んだことなのに 同じようにはいられないから 何度味わってもわからないんだね あの頃のままいられたらなんておかしいのかな 変わりたいと思うのに 変わらないことに安心を見出そうとしている きっとまた違う誰かと遭遇する 気づいてもらえても 気づけないかもしれない こんな姿なら(0:54)


2010-08-01 (日) 21:17
アナタを見つけました 喋々の形になって わたしの胸元に刻まれています 痛みなどこわくありません 力が入った拳に深い意味はありません ほんとうにアナタがいればいいのに 象られなくてもここにいてくれたらいいのに 抑えていた何かが壊れまして 理性も何もないまま感情的になっているだけです きっとそのうち終息するでしょう 熱を持つから触れられなくて 鏡に映して恋をしているように微笑みかけるでしょう わたしはしあわせなのだと アナタを見つけました 日に焼けた肌と不健康そうなわたしの白が対比して これ以上ないくらい切なくなりました 違う今を生きているのでしょう だからアナタを見つけても直視できません わたしが喋々の姿になって アナタの周りを飛んでいたなら 握り潰さないで見てくれますか 瞳にさえ映りませんか


2010-07-31 (土) 23:07
遠くなっていく 透き通るくらい、遠く アナタの顔が思い出せません 最後に触れてみたのはいつだったのか覚えていません 最後にしようと思っていたわけでもいないので記憶していません 今は何色が好きですか 変わっていますか きゅうくつ、ですか



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